哲学MANの挑戦的な日常

意識高い系が自分には合ってる。

お土産に費やすお金と時間

毎年何かしら遠出をしているのですが、今年は「アメリカ」です!

2年前に行って以来。
今回はなんとタイムセールで往復3萬円ほど。
 
安い!
 
でも、羽田までの交通費や休んでいる間の給料を考えると結局結構な出費になる。
 
それでも僕が行くのは、僕が「チャンスを逃さないようにしている」から。
逆に言うとチャンス恐怖症なのかもしれない。
 
バンドをやってきたので「チャンスは掴むもの」なのである。
 
一度ハワイにも行った事がある。
その時は最高の時間を過ごしたのですが、実は結構な時間を「お土産」に費やしてしまった。
職場、メンバー、友達、などなど。
みんなに何かお土産を買ってあげたいと思ったのである。
 
でも、思い返してみたらなんだか時間を無駄に使ってしまったなと思ったのだ。
 
 
2年目にアメリカへ行った時はほとんどお土産を買わなかった。
そのかわり、写真を撮って、現像して、アルバムにまとめた。
それを持って行ってお土産話しをした。
 
その方が雰囲気も伝わるし、僕も皆も楽しめたのではないかと思う。
もちろん「会いに行く手間」はかかる、カフェや飲みのお金もかかる。
でも僕にとっては「お土産」よりも「写真とお土産話」の方が正解だった。
 
だから、お土産を一生懸命買う人を見ると「自分のために時間とお金を使った方がもっといい旅になるのに」と思ってしまう。
 
 
 
もともと、僕は「お土産」というシステムに疑問がある。
 
土産(みやげ、どさん、とさん)
知人や縁者に配る目的で旅行先などで買い求めるその土地にちなむ品物のこと。 
 
僕の思っているお土産とはその土地でしか買えない物を旅行先で買ってくることだと思っている。
それは流通がまだ今ほど発達していなかった時代、その土地でしか買えないものがたくさんあったと思う。
送っても届くまえに腐ってしまうからだ。
 
だけど今は生ものだって冷凍して送れるし、すぐ届く。
しかも「○○まんじゅう」的なものは中身が同じ物がパッケージだけ変えて全国で流通している。
 
僕は修学旅行で京都奈良と沖縄に行ったのですが、京都で模擬刀を、沖縄のコンビニでスーパーハードジェルを買ったのみでお土産らしいものは何も買ってない。
 
 
ただ。
僕はみんなに食べてほしい、お土産で買ってきたいと思う事もある。
それは二本松市で販売している花月堂花屋の「あげまんじゅう」だ。
二本松は玉羊羹が有名ですが、僕はあげまんじゅうのほうが断然おいしいと思う。
 
甘さ控えめなあんこがたっぷり入っているまんじゅうを皮がカリッとするようにあげてある。
もうたまらなくおいしいのだ。
これは「お土産」としておすすめしたいし、僕も食べたい。
 
しかし、1つ問題がある。
 
おいしいなら送ってくれればいいじゃないかと思うかもしれないが、カリッとした皮はあんこの水分をすって徐々にしっとりしていく。
 
僕の感覚では賞味期限(最高においしくたべられる期間)は12時間だ。
だから送ったらもう間に合わない。
 
だから皆さん、二本松へお越しの際、または高速道路で通過する際はちょっとだけより道してください。
まんじゅ屋の近くに霞ヶ城跡もありまして、おすすめです。
 
 
話しがそれました。
 
 
なので僕は基本的にはお土産を買いません。
ディズニーランドでは絶対買いません。
道の駅やパーキングエリアでも買いません。
 
そのかわり、面白い物を見て、面白いことをして、ちょっと写真を撮ってきます。
(ハワイでは実弾で銃をぶっ放してきました)
写真もね、ぱぱっと撮ればいいのだ。
 
あとは会って話しましょう。
 
 
旅行は自分のために行く。
お土産のためではない。
 
自分の五感に叩き込んでこい!