僕は少年の頃から「クリエイト」に興味を持っていた。
プラモデルを作ってそれをバットで破壊する瞬間の写真を撮ろうとしたり、燃やしてビデオで撮ったり。
靴をコマ撮りで撮影して動いている様な動画を撮ったり。
音楽がかっこいいと思えばギターを買って曲を作ったり。
いつでも制作する側でいることに意味があった。
俳優になるより監督になりたい。
モデルになるよりデザイナーになりたい。
レーサーになるよりエンジニアになりたい。
クリエイトは最高の趣味だ。
趣味ってよりも人生の意味に似てくる。
享受するのもいいが作り出す喜びだ。
完全なオリジナルはない。
僕は原始人の改造人間。
本当の自分というものは影だ。
主体はいつも四次元をさまよっている。
みんなの見ているのは二次元の自分なのだ。
それは本当だがそれが全てではない。
その、もういくつかの次元をクリエイトしたい。