哲学MANの挑戦的な日常

意識高い系が自分には合ってる。

映画「シンゴジラ」を見て②

考えれば考えるほど面白い。
とうとうIMAXでも見てしまった。

そこで、いろいろ考えすぎた末に誇大妄想が楽しくなってきたのでそれを書いてみます。


ゴジラの出現理由について
牧元教授は妻を殺した放射能と助けてくれなかった日本(日本人)を憎んでいた。
放射能を無効化する技術を開発していた。
映画冒頭の状況を見ると牧元教授はボートから水中へ飛び込んだ、ゴジラの手がかりを残して。
ここで牧元教授がしたことが「好きにする」に当たる行動だと思う。
その後、水蒸気爆発が起こる。
爆発したのは水蒸気だけだが、周りの海は赤くなっていた。
赤いのはゴジラの体液だと思われる。
牧元教授の「好きにする」行動はゴジラを第一形態から第二形態へ変化させる「何か」だったと推測する。
(今、書きながら「ゴジラ第一形態は牧元教授の妻ではないか?」と思ってしまった。
さすがにそれはないか)
牧元教授は谷口達の作った血液凝固剤の逆の血液融解剤を作っていたのではないか。
それをゴジラ第一形態に投与した結果巨大化し、エラから血液が漏れ出す事態になった。
のではないか。

でもまだ不完全だなー。


ゴジラが東京へ向かう理由について
牧元教授がゴジラ第一形態に手を下す何かをした時誤ってか意図的にか取り込まれてしまう。
なので教授の残留思念で東京を破壊する。
第二形態第三形態の時は破壊ではなく「移動」だけだったので多分行き先があったのだと思う。
第四形態で最初に自衛隊に攻撃された時、自衛隊が邪魔だったので一時向きを変え橋を壊して自衛隊へ反撃、その後また東京へ向かう。
東京で米軍の地中貫通型ミサイルで怪我を負って怒りに我を忘れ光線を発射し東京を火の海にする。
つまり、意図的な破壊ではなく実はどこかへ向かっていたのではないかと思う。


最後の尻尾のシーンについて
僕が見た限りでは6体の人間型生命が生まれそうになっている感じだった。
映画「エイリアン」のエイリアンに似ているかなと。
で、ここからはかなり勝手な予想なのですが...
あれは「巨神兵」ではないのか。

そもそも「人間の8倍の遺伝子情報」は8倍ではなく8体分なのではないか。
一体としての生命体では人間にかなわないと知ったゴジラはさらなる進化を選ぶ。
それが人間の見た目をした「巨神兵」という群れになることだ。

同じく口から火を吐き、神のごとき所業で日本を、そして世界を焼き尽くす。
的確には覚えていないが「鳥類の遺伝子も含まれてる」的なセリフがあったと思う。
それは「飛行できる」ということなのではないか。
さらに、ゴジラの背びれの冷却システムは肩から生え出た光の部位になり、より完全なエネルギー循環システムができているのではないか。

裏事情を考えてみた。
庵野監督は「ナウシカ2」を作りたがっていた。
だから「巨神兵 東京に現わる」を作った。
しかし2の許可が出なかったので「シンゴジラ」を作った。
「シンゴジラ」はナウシカに出てくる火の七日間の前の話で、ゴジラの尻尾から生まれた巨神兵たちによりこれから火の七日間が行われる。
その後ナウシカのストーリーが展開される。
「シンゴジラのヒット」「ナウシカへの布石」が完璧にできたことで待望の「ナウシカ2」を作ろうと画策しているのではないだろうか。


などと考えていたら楽しくなってきました。

「ナウシカ」の話も出てくると本が書けそうだと思うので、今日はこの辺で。