バンドをやってきて、悲しさと怒りとが湧いてくる瞬間。
それは尊敬に価するものを持っている人が辞めることです。
特に大学生が「就職するんで」とかでバンド辞めると殴ってやろうと思います。
音楽なめんなよ、と。
君達が気まぐれて作った曲に期待しちまったじゃないか。
新曲聴きたいと思っちゃったじゃないか。
ならば最初からやってくるな。
って、思ってしまう。
せめてしっかりCD出してくれ。
最高にかっこいいんだから売れてくれ。
売れるようになにかしてくれ。
ちなみに僕も売れようと必死だったけど、それ以上にプライドがあった。
邪魔したというべきか。
音楽をする上で音楽以外にすることがいっぱいあってそのどれもが嫌いだった。
チラシ配ったりするのが嫌いで仕方なかった。
手段ばかり選んでいた。
それで(か、そのせいでか)今現状の通りです。
でも、恥のない音楽をやれているとも思う。
なにかこう、こいつら一線を超えそうだなって思う瞬間がたまらない。
あ!越えた!
とかね。
そのかまり、一線越えたらわかってるよ?
そうそう思うことじゃないけど。
一線を越えていけ、墜落するまで。
生半可な気持ちでワクワクさせるんじゃないよ。