一番幸せな瞬間の追求。
人に「一番幸せな時間はいつか」と聞いてみたい。
アホみたいな回答以外は極シンプルである。
そこで思ったのがまず幸せには2通りあるんじゃないかと。
「実感できる幸せ」と「実感できない幸せ」の2つだ。
「実感できる幸せ」とは
おいしいご飯を食べてる時
寝てる時
休日の前日
好きな人と一緒にいる時
みたいな事でしょう。
では逆に
「実感できない幸せ」とは何か
父や母と一緒に過ごせた少年時代
下校時の夕焼け
教室から眺めた雨
夜な夜なネットサーフィンに繰り出してた時
亀裂のない職場
抽象的に言うと
前者は「五感を活用できている瞬間及び未来への予感」
後者は「過去や現在を振り返る事で(比べる事で)認識できる事象」
ただ、たまにこの「実感できない幸せ」を実感できるときがある。
それはとても気持ちいい瞬間でもあるが、個人的な感傷的な時にのみ認証できるので手放しで感じれる訳ではない。
僕は「実感できる幸せ」のためよりも「実感できない幸せ」を集めようと努力している。
結果が見えないのでたまに「実感できる幸せ」を意図的に作り出す(たまに失敗するが)。
例えば休日前夜にストイックな食事の後に瓶ビールと映画セットにして楽しむ。
日々の努力は実感できない幸せのためである。
もうちょっと言うと、「実感できる幸せ」は「喜び」だと思うので「幸せ」ではないのかもしれない。
「幸せ」は複雑で大きなカテゴリーだ。
なぜなら「怒られる」ことも「厳しくされる」のも幸せのうちに入るからだ。
逆に「不幸」には「イエスマンだけに囲まれる」とかも含まれるので複雑だ。
では、残りの人生も実感できない喜びのために、汗をかいて行こう。
「幸せ」になるためではなく。