哲学MANの挑戦的な日常

意識高い系が自分には合ってる。

僕らにはできなかった今日

今日、SILVERTREEのワンマンライブをパークスクエアーに観に行きます。
彼らの飛び立つ姿を、綺麗に滑空する姿を見に行きます。



実は

今日この3月21日のワンマンという物に僕は深い思い入れがある。
ETCHIKAで僕もやる予定だったのだ。
でもなくなってしまった。

なぜか



始まりは2011年。
仙台の様々は人の応援で僕らはDragonAshの前座を勝ち取った。
応募して、オディションをして、そして1月に前座がETCHIKAに決まったと連絡があった。
人生で味わったことのない緊張が全身を走った。
世に言う「チャンス」というやつだ。

ライブは2月20日Zepp Sendaiにて。
しかも1stアルバム「心臓」もちょうど完成した。
この上ないシチュエーションだった。

もちろんそれだけで終わらないようにパークスクエアーのTOM店長と作戦の練りワンマンライブをすることになった。

Zeppで気に入ってくれた人にもっと知ってもらおうと、そのためのワンマンライブを用意した。

DragnAsh前座、CD発売、ワンマンライブ。








何もかもが順調だった。

前座が終わり、CDやチケットを買ってくれる人がいた。
あんなに充実した日はなかなかない。
打ち上げは駅裏ハーフペニーブリッジ。
その頃はまだ壁にサインがなかったのだが、僕らは記念に壁にサインをさせてもらった。
今でもあります。

そしてCDを発売して。


その次に起こったのが震災だった。


ワンマンライブはもちろんできなかった。
振替で5月末辺りにやったと思うが、やったというだけだった。


何もかもがぶち壊された。



だから

今日、3月21日にSILVERTREEのワンマンが見れるのは嬉しくもあり、複雑だ。
僕はSILVERTREEがすごく好きだ、本当にかっこいいと思っている。

でも、僕は誰にも負けるつもりはない。

僕にできなかったライブをやられるのは悔しい。


こんな感覚になるのはETCHIKAのメンバーだけだろう。



嬉しくて、悔しくて、寂しくて、でもまた覚悟を決める。
まずは見てきます。
感じて、考えて、ただ楽しみたいと思う。



僕らができなかった滑空を見せてくれ。