哲学MANの挑戦的な日常

意識高い系が自分には合ってる。

がっつり映画の話

先日、ぼくのトラウマ映画だった「羊たちの沈黙」を見た。
あんな完璧なミステリー映画久しぶりだ。
そのせいで三夜連続でレクター祭りになってしまった。

ということで映画の話をまとめます。

まず、今年すでに26本の映画を見た。
その中で厳選します。

まず「ウェスアンダーソン」作品が素晴らしい。
ダージリン急行の日記でも紹介しましたが、ミステリーやアクション、SF以外の映画でこれほどハマった監督はいなかった。
見たのは「ダージリン急行」「ライフアクアティック」「グランドブタペストホテル」。
あと4本くらいあるが、出てる俳優陣がほとんど同じで混乱するので全部見ようとは思っていません。
淡々とした日常をコミカルに描く、シリアスな出来事も人生の一部。
そんな捉え方でぼくも生きてみたい。

続いて「アンソニーホプキンス」の演技がすごい。
調べてみると彼は役作りをしないらしい(バカにしている節さえある)。
その代わりセリフを徹底的に読み込むらしい。
たしかに、映画ではこの上ないほどスラスラとセリフを言っている。
しかし「羊たちの沈黙」では演技とかそんなこと全部ぶっ飛ばされてしまった。
見事だった。
2時間で楽しむエンターテイメントとして最上級だ。
残酷描写が少ないのにあの狂気の演出。
続編の「ハンニバル」は言ってミステリーではなくオカルトサイコ的だ。
犯人探しではなく警察とレクター博士の攻防がメイン。
そこから浮かび上がるレクター博士最強説。
そして。
レッドドラゴン」では一転する、またミステリー。
主演が大好きなエドワートノートン
一連の作品でも唯一レクター博士の上をいける存在。
レクター博士が嫉妬ゆえに殺したいと思ってしまったのだ。
映画の初めに歩き去るノートンを止めて事件に参加しようとするレクターが他では見られない。
いつも主導権を握っているはずなのにこの映画では違う。

ちなみに「ハンニバルライジング」はまだ見ていない。

昨日夜「ファイトクラブ」を見たのだけど、また面白かった。
男が好きになる映画として完璧だ。
なぜなら主人公が2人いるから。
その2人が「ダメな主人公(現実の自分と重なる)」と「理想の主人公(想像の自分と重なる)」。
だけどその理想の主人公には一向に近づけない。
物語はダメな主人公のいない場所で進行し始める、ヘイメム計画だ。
参加したくても質問をしてはいけない。
全てが嫌になる、結局自分は何も変わっていない。
つまり「もがけ」ってことなのだと思った。


正直、ファイトクラブマトリックスの話でそれぞれ本が書けると思う。




では最近見た映画を発表します。
ファイトクラブおすすめ
ライフアクアティック
レッドドラゴン
ハンニバル
羊たちの沈黙おすすめ
ポルターガイスト
怪盗グルーの月泥棒
イットフォローズ
ダージリン急行(2回)おすすめ
インフィニ
マッドマックス怒りのデスロードおすすめ
ワールドウォーZ
シリアナ
ストレンジャーズ戦慄の訪問者おすすめ
グランドブタペストホテル
ナイトクローラー
感染
ワールドオブライズ
サイレントハウス
ミニミニ大作戦
ビトレイヤー
記憶探偵と鍵かかった少女
ピエロがお前を嘲笑うおすすめ
喰らう家
P2
オールユーニードイズキル
パージアナーキー
ミッションインポッシブルローグネイションおすすめ
スターウォーズ4
ロストリバー
フェイスオフ
CUBE
マダガスカル
ターミネーター2おすすめ
ターミネータージェネシス
イノセンス
ターミネーター
エクストラテレストリアル