僕はとうとうレコードで音楽を聴くようになった。
聴ける環境が整いました。
スピーカーと中古の安いアンプとレコードプレイヤー。
そこでレコードを買いに行ったのですが、もちろんあるのは昔の音楽だけ。
ちなみに最新の音楽もいくつか持っている。
しかし、プレイヤーは時代を反映する、
レコードの容量分しか音楽は入らないし、CDに入る容量でアルバムは作られる。
ダウンロードでもそれは受け継がれてるが、大抵はお気に入りの曲しか聴かない。
しかもシャッフルで。
ちなみに僕はシャッフルが好きだ。
その時の気分を探す事ができる。
そして今。
加山雄三やオフコース、カーペンターズ、クラシックにジャズ。
電源を入れてレコードを取り出しターンテーブルに載せ、針を落とす。
格好つけるのがレコードの楽しみかただ。
瓶ビールのバドワイザー片手に間接照明効かせた部屋で音楽を鑑賞する。
音楽を「聴く」のだ。
「聞く」のではない。
レコードの時代はそうやって聴いてるだろうと思って音楽も作られた気がする。
ここでB面にひっくり返したあとの曲はこれがいいはずだ!みたいに。
だから出だしはスローでいい。
現代では耳に残る曲をいかに作るかだ。
ストリーミングで無限に音楽を聴けるんだから耳を立ち止まらせる無敵の曲を作る必要がある。
でもレコードにそれは必要ない。
必要なのはいい流れ、だ。
新しい趣味が増えました。
音楽鑑賞とレコード探し。
今探してるのは交響曲「木星」とボブマーリー、スティング、中島みゆき。