ennで昨日は弾き語りで前座をしました。
メインはSUPER SOUL CLAPSというバンドで原田喧太(G&Vo)清(B&Vo)そして満園英二(Ds&Vo)
満園英二!?
あのSADSのドラマーではないか!
僕は高校生の頃「BANDやろうぜ」をいつも買っていた。
そこに「清春の新バンド始動!」と「SADS」の文字だあった。
もともと黒夢が好きで、特に後半のパンキッシュというかハードな感じが好きだった。
1stシングル「TOKYO」は衝撃だった。
太いギターの音と低くギターを構える坂下たけともに憧れた。
その後SADSをコピーしまくった。
SANDY、赤裸々、忘却の空、ストロベリーと続く。
アルバムバビロンは妖艶ながらロックな魅力に溢れた作品ではあるがより「清春色」が強かったように思える。
その後満園英二さんが加入することで僕にとってはバンドのピークを迎える。
ダークさとヘヴィーさを兼ね備え、さらにアイディアの溢れる楽曲が出てくる。
シングル「PORNO SRAT」はそれを決定的に打ち出す曲だ。
昨日生でみた満園英二さんのドラムでわかったのは、一打一打が重く荒々しい。
ドラムセット全体が揺さぶられるような感じが音に出ている。
そして出たアルバムが「THE ROSE GOD GAVE ME」だ。
メンバー全員がタイトルのタトゥーを入れるほどその完成度に満足したようだ。
そして僕もそれに完全に同意する。
全曲がアレンジの面白さ、アイディアで溢れていながらバンドサウンドに一本の筋が通っている。
バンドとしての理想形がそこにある。
13曲を通して勢いが衰えず「良いアルバム」というに相応しい。
その後はインディーズでの活動などもあったがその様相は変わらず、会場限定アルバムを買ったて聞いたりした。
そのCDのデザインは質が落ちることなく、満足させてくれた。
そんな僕にとっての憧れのドラマーに会えたのだが、気を使ってしまい写真をお願いできなかった。
いつか憧れの坂下たけともさんにも会いたい。