哲学MANの挑戦的な日常

意識高い系が自分には合ってる。

「サイレントハウス」感想

ホラー映画ジャンキーになっていますが、久しぶりに良さそうな映画を見つけたので見てみました。






まず、最初のネタバレで割と映画の80パーセントの楽しみがなくなります。
ので予告で気になったらとりあえず見てください。

あとエリザベスオルセンが好きじゃない人は見ないでください。
ほとんど彼女しか写りません。



この映画はホラーではないです、ジャンルだと「ミステリー」に属しています。
TSUTAYAでは最近細かいジャンルがないので分けるなら「スリラー」です。

ストーリーをざっくり言うと
一軒家を売るために片付けに来た親子+父の弟
以前勝手に誰かが住みついたことがあったが警察に通報して解決
片付け途中で変な物音がしたのでビビりながら父と探索
父いなくなる

徐々にネタバレに入ります。

ビビる主人公
すると血を流して気を失ってる父を発見
どうにかして逃げ出そうとするが右往左往
地下室からの脱出をはかり成功
走って逃げるが謎の消える少女に遭遇
命からがらで父の弟に遭遇
勇敢な弟は「助けに行くぞ!」
「家には戻りたくない!」
「大丈夫だ俺がついてる!」
「いやだー!」
ですぐ家に戻ってしまう
あえなく弟やられる
が、この辺で謎の現象がまた起こる
ビリヤード台での写真撮影
人が増えてる?
終始ビビる主人公
最後に椅子に縛られた父を発見

しかーーし




なんと





犯人は


(もう気付いてる人もいますね)











犯人は主人公!

でました。
半人は自分。
多いよ、このオチ。

自分が父に暴行されてたための多重人格+怨念。
父を撲殺。


です。
そして、内容よりも大きなオチがあります。
それはこの映画、1カット(という設定)です。
つまりカット割りがありません(暗転以外は)。
一つのカメラでいろんな角度を捉えています。

それが気になって気になって。
練習したんだろうな、とか。
ここでカメラマンも走るの大変だっただろうな、とか。
ここで素早く移動したんだろうな、とか。
あの間に裏で準備したんだろうな、とか。

そういう意味では面白かったです。
ただビビる主人公しかほとんど写りません。

ワンカットムービーとしてはおすすめです。
ラストがちょっとしっくりこなかった。

この映画のキーワードは
ワンカット(長回し)
女優を見る(胸)
オチが全て
突っ込みどころ満載

ですかね。
突っ込みどころ満載なので誰かと見るのをおすすめします。