哲学MANの挑戦的な日常

意識高い系が自分には合ってる。

「ピエロがお前を嘲笑う」感想

去年から一番注目していた映画。

マインドファックムービー

この一言にやられる。


映画館に行きそびれたのでレンタル開始ですぐ借りました。




現代のヒーロー「ハッカー」映画。
キーワードは「かっこよさ」「ドイツ語」「殻破り」

まず予告編がかっこいいが、ちょっとストーリーちっくにするために編集しすぎだと思う。

感想
★★★★☆
音楽もかっこいい、落ちも嫌いじゃない。
ドイツ語がたたみかけるので苦手な人もいると思います。


でも、全体を覆すほどの落ちにするならもっと振りを大きくして欲しかった。

おしい!
って感じです。

もちろんいい映画なので必見です。
イケイケな人には共感できないとは思いますが。










ここからネタバレ







最初のパーティーで「俺の家だと思った?」って時にニヤッとしました。
あと、壁にファイトクラブのポスターに気づく。
映画が終わった後に「複数人格オチ」を予感させておいてって手法だと思いちょっとニヤついた。
振り返ると音楽や暗さなど通じているところがおおい。
監督はインタビューで影響されたといっていたので間違いない。
劇中に出てくるバンドの曲はロイヤルブラッドというイギリスのバンドだ。
多分監督はそのバンドがすごく好きなのだろう。
だってエンドロールでCDのジャケットが流れるくらいだから。

一応ラストで種明かしがあるから僕はスッキリしましたが「どこからが嘘でどこからが本当かわからなくなった」と友人が言っていました。

あとMRXがあっさり捕まったがっかり。

実はベンヤミンとMRXが二重人格だった!
とかだったら面白かったのにと、観客は好き放題思うわけです。


心の拠り所のない青年がコンピューターに目覚め、ハッカーとして名を上げつつ自分を変えようとする。
まではいいけど。
そうすると自然と女にモテる、的でいいのか?
キスシーンがなくてよかった。


見た人同士で話し合える映画なので是非ごらんください。