哲学MANの挑戦的な日常

意識高い系が自分には合ってる。

ジョンウィック

マトリックスフリークのキアヌ好きとして。
コンスタンティンマニアのキアヌ好きとして。
見逃せない「ジョンウィック」を見てきました。


最高です。


色、角度、音楽。
映画館でがっちり堪能してきました。
能書きと感情のバイオレンス織りなす銃弾と鉛筆。
しかも貸切だったので気分は最高。
「あー!戻ってきたぜ!」






ここからはネタバレを含みます。




まず全体を貫く無慈悲と感情の微妙なバランス。
感情のままに行動する彼をバーテンダーは「ひ弱」に見えるようだ。
もちろん5年のブランクがそうさせるのもあるが、無慈悲な世界から足を洗い感情の世界へ移ったジョンだったが呪いのように引き戻される。
観客とジョンにしかわからないあの犬が送られてきたときの感情、だから無慈悲世界の住人はなぜあんなリアクションをとるのかわからないのだろう。

元無慈悲中の無慈悲、殺し屋の中の殺し屋の本能は必ず「ヘッドショット」で終わらせることだ。
確実な抹殺を遂行してきた様子が垣間見える。

たまに映画に出てくる「完璧無感情」はときに「完全実直」になる。
ラストのバトルがそうだ。


しかし一番きになるのは不可能だと思われた最後の任務がなんだったのか。


もう一度見るしかなさそうだ。


髪伸ばして真ん中分けにしたい。