哲学MANの挑戦的な日常

意識高い系が自分には合ってる。

アイデンティティー

昨日はETCHIKAのドラム伊藤裕一郎ことU☆MANのおすすめ映画「アイデンティティー」を見た。



日本の予告版はなかったです。


実に良い!
ラスト以外は。


ラストが良ければ名作になっていただろうに。
なんであんな落ちにしたんだ。

ストーリー展開とヒントの撒き方が良かった。
人によって違うけど、ピン!とくる瞬間があるだろ。


それととにかく雨の似合う映画。
今、梅雨の時期に見るべき。


劇中で「こんなストーリーの映画あったよね」の暗示も良かった。






ここ以降は映画見た人が見てください。


つい今書いた暗示なんですが、当然一人一人予告されながら殺されていくなんてのは映画の話。
もちろん映画なんですが(通常の世界ではあり得ないよ)という問いかけですね。
これも落ちへのヒントでした。
多分第一ヒントは囚人が逃げて、隣の町へ行ったら来た町だった。ってとこですね。
なんかおかしいぞ?というファンタジー要素がどんどん増えて行きます。
僕は車爆発のシーンで人がいないってところで気づきました。

ちなみにラストは木の下から部屋のキーが出てきて「犯人は主人格(太った肉体の人)」だったって落ちで良かったなー。
なんであの子供にしたんだろうか。

にしても、シチュエーションスリラーとしては最高。
登場人物はみんなが思っていた人ではなく偽っていたあたりは巧みでたまらなかった。