最近、戦争について考えていた。
テレビでのごたごたも含めて考えていた。
そこで思ったのが、戦争するにはそれなりの代償が必要になる。
で、考えたのが「戦闘はしても治療はしない」という案だった。
よく、友達との議論で「人間の全力と対等な動物はなにか?」という話題があります。
最終的な結論は中型犬ではないか、です。
大型犬では多分勝ち目はないでしょう。
しかし、そこで考えました。
「動物がなぜ戦いをさけるために威嚇するのか」
動物対動物の場合、たとえ勝ったとしても自分が負傷していたらいずれ自分も死にます。
治療なんていうことが出来ないので、ちょっと爪でえぐられただけで致命傷です。
だから
動物は威嚇して戦いをさける。
敗北は「死」を意味し、負傷もほぼ「死」を意味するから。
そこで、人間が戦争するときに威嚇が少ないのは「治療」があるからではないのか。
もちろん死と隣り合わせなのは変わりないが、負傷の場合(治療しないよりは)生きて帰れる確立は高い。
どこか治療への安心があるのではないか?
もし、戦場に駆り出されたときに「治療も手当もなにも出来ない」と言われたら。
極力、いや極端に戦闘をさけるのではないだろうか。
「治療」が動物的能力「威嚇」を麻痺させている、と思ったのです。
もし、どこかの馬鹿どもが戦争を始めようなんて考えたときに「戦闘はしても、治療はしない」という法律があったら、だれも戦争したがらないのではないか?
入れ墨入れてる人が保険に入れない、のと似ていると思う。
でも、結局命令を下す人は安全な場所にいるから、だめか。