大義たちは僕らに安全という正義を振りかぶってる。
回りにある物を危険物と認識して、なぜか僕ら人間を抑制する。
エスカレーターを駆け上がるのは危険だ。
階段を走るのとどういう違った危険があるんだ。
エスカレーターは危険だ。の、間違いだ。
正しく使うなんて人間には出来ない。
僕らはエスカレーター思考動物だからだ。
これは日本が先進国病になったという証拠だ。
先進国病①
「裁判病」
ヒューマンエラーを無視し、(自分たち以外の)完全なる社会生活のなかで虐げられたと感じれば、正当な「裁判」という権利によって自己を守ろうとする。ことの蔓延。
アメリカは重度の先進国病だ。
「安全」や「安心」に勝る刃物はない。
そう言われればおしまいだ。
エスカレーターで歩くのはやめましょう。
と言うくらいなら、階段を使え。
そもそもなぜエスカレーターは開発されたのか？
お年寄りや体の不自由な人のためか？
先進国病②
「技術過剰楽病」
エスカレーター
エレベーター
自動ドア
電動歯ブラシ
しかし。僕らは一度これを知ってしまっている。
僕がここに「洗濯機」とか「冷蔵庫」と書かないのは、僕の産まれた時からそれがあって
それが当たり前だから。
ぶつからない車？
から過剰する「眠っても大丈夫な車」
過剰、過剰、過剰。
じゃエスカレーターと階段があってエスカレーターを使わない理由は？
街に屋根をつけて天気を管理しない理由は？
1年中なんでも食べれて、どこでも行けて、なんでも出来る。を目指さない理由は？
僕らはエスカレーター人間なんだ。
もう止めることができない。
エスカレートに次ぐエスカレートに次ぐエスカレート。
